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追伸。
うたと酒はまたとないお友達だから、ついでのことに酒とおつまみを紹介したくなった。
酒はもちろん泡盛である。水割りで呑む。沖縄居酒屋で1合か2合を頼むと、店によって抱瓶(だちびん)かカラカラに入れ、氷のバケツと水、3点セットで出てくる。グラスに氷を入れ、泡盛を3分の1ていど。あと水を注ぐ。泡盛は菊之露のブラウンがよろしい。宮古島産でちょっとクセがあるが、ポピュラーな島酒。
酒のさかなだが、豆腐ようといって、豆腐を麹につけてねかした甘辛の珍味がある。真四角のサイコロ状で、1コあれば1晩呑めるという。これは楊子で角をちょいとつついて口に含む。箸でどかッとやっちゃいけない。
あるいはスクガラス。こちらはアイゴの稚魚の塩漬けで、小指の先くらいの、そいつを冷や奴をうすく切ったうえに1匹のせる。白い豆腐に小魚がのったのが、3切れか、4切れか。口にいれると、白茶けた豆腐の豆味にかすかに塩味がしみて、そこで小魚を噛むと、しゃりッとくる。旨い。
これをちょびっとずつちょびっとずつやりながら泡盛をちびちび。そこに沖縄民謡がながれると、グラスの底に人生のあれ、これが浮かんできて夜更けをにぎやかにしてくれる。
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